どうもkonwataです。
ある日突然未知の細菌が人類に寄生し一日にして日常が崩壊したら…?
単なるゾンビ系サバイバルTPSと思うなかれ。
海外メディアやレビューサイトで満点や殿堂入りを果たした神ゲー『The Last of Us(ラストオブアス)』(以下ラスアス)をプレイしたのでネタバレを控えつつ紹介したいと思います。
『The Last of Us』ってどんなゲーム?
本作は2013年6月20日にPS3にて発売。
2014年8月にPS4にてHDリマスター版が発売されました。
開発元はノーティードッグ。
海外の開発元なのでいまいちピンとこないですが、アンチャーテッドやクラッシュバンディクーが有名ですね。
ストーリー面での評価が高く、実写映画化やドラマ化の計画があるようです。
それではプレイしてみた感想についてです。
ストーリーが神がかっててる!
とにかくこの一言に尽きる。すごい、語彙が消えていく。
主人公「ジョエルとエリー」の苦悩や葛藤、信頼、愛情など様々な感情がパンデミック後の極限状態で垣間見られ、彼らの人生やアイデンティティが凝縮されたストーリー展開でした。
ゲーム内時間は1年なんですが、おそらくどのゲームの1年よりも濃いはず。
だからこそ運び屋ジョエルと荷物のエリー、お届け先に必ず「別れ」が待っているあたり
ストーリーを進めていくのがつらい!
荷物から友、相棒から家族になっていく様、終盤にかけて涙腺が崩壊する!
とどのつまり、ラスアスのストーリーはめちゃくちゃ重たいし切ない。
それでも明日を生きる人や命の儚さ、ないに等しい希望が残ってる世界が一気にずーんとのしかかってくる。
どこか後ろめたさを感じさせるステルスアクション
細菌に感染したキノコ人間「感染者」や暴徒「ハンター」の鎮圧など2人が生きるためとは言えどこか後ろめたさを常に感じました。
一言でいうならば「エリーが観ているから」なのかなと。
個人的にエリーが初めて戦うイベントがなんとも言えない罪深さを感じました。
本作ではロケットランチャーやLMGのような重火器は登場しないので
最強のコックセガールや筋肉モリモリマッチョマンツェネガーのような、娘を人質に捕らわれた最強パパカッコいい無双は出来ないのが少し残念。
TPSあるあるな残念なカメラワークはあまり感じられませんでした。
近接でのテイクダウンや敵に組み付かれたときのカメラワークは迫力の一言。
『The Last of Us』をプレイした感想まとめ
正直な感想はプレイする人を選ぶタイトルでした。
ゲーム体験における素晴らしさの基準は人それぞれです。
ゲームはストーリーがいかに作り込まれてるかだぜ!って方は本当にオススメ。
一つ一つの選択が常に究極の選択で、極限状態ななか
最終的に信じれるものって「愛」なんだなと感じました。
物語中盤で起きるショッキングなイベントや最後のエンディング、だれが悪いとかそんなものじゃないけど、共に生きるために背負う覚悟、愛の深さこそ本作の魅力なんだなと。
家族、友人、パートナーなど大切な人がいるよって人にこそ一度はプレイしてほしい。
間違いなく本作はゲームを文化や芸術の域に押し上げた神ゲーなので。
続編にあたる『The Last of Us Part2』も、もう一回プレイしなきゃ…。
だからゲームがやめられない…!